「筋トレを始めたのに、やる気が出なくてジムに行けていない」「筋トレのモチベーションの高め方が分からない」このように悩んでいる方は、実際に多いです。
というのも、筋トレはある程度の負荷で筋肉を追い込むため、かなりキツく、モチベーションが下がりやすいためです。
しかし、筆者は4年以上高重量のウェイトトレーニングを続けており、ここまで続けられたのは理由があります。
本記事では、筋トレのやる気が出てこない理由や筋トレのモチベーションを上げる方法などについて詳しく紹介していきます。
Contents
筋トレのやる気が出てこない3つの原因

まずは、筋トレのやる気が出ない理由について紹介します。
筋トレのモチベーションが続かない人は、参考にしてみて下さい。
筋トレの成果が現れない
「逆三角形の体型になりたい」「モデルのような綺麗な身体を手に入れたい」と意気込んで筋トレを始めても、すぐに変化は現れません。
これは筋肉ではなく神経が適応するためであり、身体に変化が現れ始めるのは最低でも3か月経った後になります。
筋トレを始めて3か月ほど経過すると、扱える重量も伸びやすくなり、筋肉も少しずつ増えて身体が変わってきます。
もしも3か月、あるいは半年経過しているのに変化がない場合は、筋トレのやり方や食事方法が間違っている可能性が高いです。筋肉を効率よく成長させるためには、
・筋トレは短時間で終わらせる
・3セット目で限界を超える
・週に3~4回の頻度で行う
・摂取カロリーを消費カロリーよりも多くする
・タンパク質をしっかりと摂取する
などのポイントがあります。
筋トレを頑張っているのに筋肉がつかないと悩んでいる方は、以下の記事も参考にしてみて下さい。
目標設定が高すぎる
「来月までに3㎏痩せる」「ベンチプレスを3か月で50㎏伸ばす」など、目標設定が高すぎると挫折しやすくなります。
目標が高すぎると、達成できなかったと自己嫌悪に陥りやすくなるので、筋トレのモチベーションが大きく低下します。焦りによる筋トレのオーバーワークにも繋がるので、怪我のリスクも高まりやすいです。
目標は高くし過ぎず、「ちょっと頑張れば達成できそうなライン」を目標にすることで、筋トレの意欲が湧きやすくなります。
肉体的、精神的に疲れている
仕事が忙しかったり、睡眠不足などで肉体的にも精神的に疲れていると、筋トレのやる気が出てこないのは当然です。
特に、精神的に疲れている状態が続いていると、ストレスが溜まりやすく、筋肉の成長が遅くなってしまいます。
これはストレスホルモンであるコルチゾールの分泌量が増えるためです。疲れが溜まっている場合、以下の
などの対策をして、身体のコンディションをしっかり整えることが大切です。
筋トレのモチベーションを上げる方法9選

ここからは、筋トレのモチベーションを高める方法を紹介します。
どの方法も日常生活に簡単に取り入れられるので、自分に合った方法を試してみましょう。具体的な方法は以下になります。
①目標を数値化する
初心者の多くは「逆三角形の体型になりたい」や「身体を引き締めたい」と目標を決めがちですが、これだとゴールが見えないので、モチベーションが維持しにくいです。
目標とは、
など、数値と期限を明確にして決めるのがポイントです。
このような目標を設定することで、筋トレをしないといけないという気持ちになり、モチベーションがアップしやすくなるでしょう。
②筋トレのメリットを知る
筋トレには数多くのメリットがありますが、それを知っているだけでも筋トレが続きやすくなります。
筋トレはキツいですが、乗り越えることで効果を得られると思えば、筋トレの意欲も湧いてきます。
筋トレのメリット
・カッコいい身体に近づく
・前向きになる
・脳が活性化する
・寝つきが良くなる
・猫背が改善される
・若返る
など、筋トレを行うだけで様々な効果を得ることができます。
どうしても筋トレのやる気が出てこないときは、一度チェックしてみるとよいでしょう。
③SNSで発信する
筋トレのモチベーションを上げる方法として、SNSで発信するのもおすすめです。
SNSで筋トレの内容や自分の身体を発信することで、いつでも見返すことができ、どれだけ身体が変化したのが目に見えて分かります。
また、同じく筋トレをしている人から反応を貰うことで、さらに筋トレのモチベーションアップに繋がります。
④筋トレ仲間を見つける
筋トレは完全に個人で行うスポーツであるので、一人で続けることは難しいです。
筋トレが何よりも好きな人であれば問題ありませんが、身体を動かすのが苦手だったり、筋トレがそこまで好きでない方は、すぐにサボりがちです。
筋トレを一緒にする仲間がいれば、お互いにフォームを確認し合ったり、情報を共有できるので筋トレが長続きしやすくなります。
もしも筋トレ仲間を見つけられないときは、ジムに行くのがおすすめです。ジムには筋トレのやる気に満ちた人が多くいるので、それに感化されてやる気が自然と湧いてきます。
⑤とりあえず軽く体を動かしてみる
どうしてもやる気が上がらないときは、少しでもいいので体を動かしてみて下さい。
体を動かすとアドレナリンが分泌されやすくなり、自然とやる気や活力が湧いてきます。
このとき、激しい運動をする必要はなく、ダンスをしたり掃除をしたりなど、簡単にできる作業や動作で構いません。
⑥音楽を聴く
音楽の効果は絶大です。筆者も音楽を聴きながら筋トレに取り組んでいますが、聴いていると聴いていないとでは、筋トレの意欲が全く異なります。
自宅で筋トレをしている方でも、イヤホンやスピーカーで音楽をかけることで、自然と気分が上がってくるでしょう。
筋トレ中のおすすめの音楽は、アップテンポな洋楽やEDMなどです。リズムに気持ちが乗ると集中力がアップし、筋トレの効率も高まります。
⑦理想の身体の画像を見る
筋肉ムキムキなハリウッド俳優や、腹筋が綺麗に割れたモデルなど、誰でも構いません。自分が理想としている身体の写真があれば、スマホの待ち受け画面に設定しましょう。
スマホを見るときは常に視界に入るので、やる気が出ない日があっても「こんな身体になりたい」という気持ちが芽生えます。
写真に限らず、筋トレ系のWEBサイトやブログ、雑誌、スポーツジムのチラシなどを眺めるだけでも効果はあります。
⑧チートデイを取り入れる
筋トレの効果を十分に引き出すためには、食事管理も大切になります。
筋肉をつけたいのであれば、タンパク質を豊富に含む食材を食べたり、普段よりもカロリーを多く摂取する必要があります。
もちろん、食事に対してストイックになることは悪いことではないのですが、あまりにもストイックになり過ぎると、ストレスも溜まっていきます。そこでオススメなのが、チートデイを作ることです。
厳しい食事制限を続けていても、「あと何日で好きなものが食べられる」とモチベーションが維持されやすくなります。
ただし、一週間に何日もチートデイを作ると、ただの肥満体型になるので、チートデイは1~2週間のうち1日だけと決めておきましょう。
⑨1週間筋トレを休む
どうしても筋トレのやる気が出てこない日が続いているときは、思い切り筋トレを休んでください。
やる気が出ない中で筋トレに取り組んでも、高いパフォーマンスを発揮できないため、筋トレの効果もそこまで期待できません。
筋肉が落ちないのか心配になるかもしれませんが、1週間程度の休息であれば、影響はありません。
1か月も休むとなると筋肉だけでなく、普段扱っている重量も落ちてくるので、しっかりと1週間は身体を休めて、普段できないことをしてみましょう。
まとめ
今回は、筋トレのやる気が出ない原因や、筋トレのモチベーションを上げる方法について紹介しました。
筋トレはキツい運動であるため、モチベーションが出ない日があるのは当たり前です。
筋トレ仲間を見つけたり、目標を数値化する方法などをいろいろ試して、筋トレを長く続けていきましょう。
・筋トレの成果が現れない
・目標設定が高すぎる
・肉体的、精神的に疲れている