筋トレにおけるデメリット9選|身体や日常生活への悪影響について解説

筋トレは初心者でも気軽に取り組むことができる運動であり、身体面から健康面において数多くのメリットがあります。

一方で、筋トレにはデメリットも存在しており、普段から筋トレを行っている人の中には、そのデメリットを感じる方も少なくはありません。

本記事では、筆者が経験した体験談も踏まえながら、筋トレによくありがちなデメリットについて詳しく解説していきます。

筋トレにはメリットだけでなく、デメリットも存在する

筋トレは体質改善や健康増進に欠かせない運動であり、ここ数年ではYoutubeやテレビの影響などもあり、筋トレを始める人がかなり増えました。

一般的に、筋トレは様々な分野においてメリットしかないと言われていますが、実は筋トレにはメリットがある一方で、デメリットも存在します。

筋トレを行うためには健全な肉体が必要であり、継続するためには経済的にも負担がかかります。

筋トレのデメリット9選

ここからは、筋トレのデメリットについて紹介します。具体的にどのようなデメリットがあるのか、確認してみてください。

①お金がかかる

筋トレのデメリットとして代表的なものが、意外とお金がかかることです。

筋肉をつけたり、脂肪を落とすためには高タンパク質な食事をとることが必要になるため、筋トレを取り組む前よりも食費がかなり増えます。

栄養を効率よく摂取しようとなると、プロテインやサプリメントの摂取も欠かせなくなります。また、ジムに通う場合は

  • ジム代
  • トレーニングウェア
  • シューズ
  • サポート用具
  • リュック

などなど、多くのものに費用がかかります。

このように、筋トレを始めるときには初期費用が、続けるためには維持費がかかるため、経済的にも負担がかかることが筋トレのデメリットです。

②食事の楽しみが少なくなる

上記でも軽く触れましたが、筋肉をつけて理想の体型を手に入れるためには、「高タンパク質低カロリー」である食事に変える必要があります。

自宅での食事は鶏肉やささみ、魚、卵、ブロッコリーなど、味気ない食べ物がメインとなり、食べることが好きな人にとっては苦に感じるでしょう。

ジャンクフードは糖質や脂質まみれであり、食べると脂肪がついてしまうので、外で食事をする場合は注意する必要があります。

③洋服のサイズが合わなくなる

3つ目のデメリットは、筋トレをしているほとんどの方が実感したことがあるでしょう。

実際に筆者の場合だと、筋トレ前と比べて筋肉がかなり大きくなり、体重も15㎏以上増えた結果、以前着用していたMサイズの洋服は合わなくなりました。

ダイエット目的で筋トレをしている女性だと、腕や太ももなどが引き締まって、サイズがダウンすることもあります。

このように、筋トレをすると日を追うごとに体型が変化するので、今着ている服は合わなくなり、新しい服を購入する必要がでてくるでしょう。

④怪我をしやすくなる

筋トレはサッカーや野球などチームで行うものではなく、完全に一人で行う運動です。間違ったやり方で続けていると、関節や筋肉に負担がかかって怪我をするリスクがあります。

筋トレに夢中になりすぎてオーバートレーニングに陥ると、慢性的に疲労が溜まり続けて、仕事や日常生活に支障をきたす恐れもあるでしょう。

また、ダンベルやバーベルなどのフリーウェイトを行う場合、高重量のウェイトをトレーニング中に落としてしまうと、命に繋がる怪我や事故を引き起こす場合もあります。

筋トレに取り組むときは正しいフォームを意識して、日常生活に影響を及ぼさない頻度で行うことが大切です。詳しくは以下の記事をご覧ください。

⑤筋肉が増えて可動域が狭くなる

筋トレをして筋肉が増えてくると、少しずつ可動域が狭くなります。

可動域とは?

身体の各関節が、障害などが起きないで生理的に運動することができる範囲のこと。最も大きく動かせる範囲のことを最大可動域と呼び、最大可動域で筋トレをすると筋肉への負荷や刺激が高まり、トレーニング効果がより高まる。

可動域が狭まると関節が動ける範囲が小さくなるため、例えば背中がかゆくて搔きたいのに、背中に手が届かないなんてこともあります。

実際に筆者も、長座体前屈で動ける範囲が小さくなったり、背中で両手をつかむことが難しくなりました。

筋肉を増やして身体を大きくしたい男性にとっては、デメリットに感じてしまうでしょう。

⑥筋肉痛に悩まされる

筋トレをした後は筋肉痛が起きやすいですが、特にトレーニング初心者の場合だと、筋肉痛を非常に感じやすくなります。

これは今まで経験したことのない負荷が筋肉に与えられるため、筋肉が驚いている証でもあります。筆者が体験したことを例に挙げてみます。

筋トレを始めたばかりの頃は筋肉痛で日常生活に支障をきたしていましたが、慣れてくると痛みも小さくなり、現在は筋肉痛はほとんど感じません。

しかし、筋肉痛があると体をよく動かしたり、立ち仕事をしている人にとってはデメリットになるので、トレーニングの強度を調整することが大切になります。

筋肉痛を早く治す方法が知りたい方は、「筋肉痛が治らない原因や対処法」をご覧ください。

⑦「ナルシスト」という印象を持たれる

筋トレを続けて筋肉がついたり、腹筋が割れてくるとかなりテンションが上がります。

目の前に鏡があるとつい自分の身体をチェックしたり、写真を撮るときは筋肉の状態を確認することが癖になってきます。

筋トレの成果が現れると嬉しい気持ちも分かりますが、このような行動を周囲が見たら、「あの人ナルシストなんだな」というイメージを与えてしまいます。

自分の身体は自宅でしっかりと確認しておき、街中やジムなど人目のある場所では気を付けるようにしましょう。

⑧肌が荒れやすくなる

筋肉をつけるためにはタンパク質をしっかり摂取することが大切ですが、過剰に摂取してしまうと腸内環境が乱れたり、内臓疲労を引き起こすため、肌が荒れる原因となります。

特にバルクアップ目的で筋トレをしている場合、多くのカロリーを確保するために菓子パンやお菓子、ジャンクフードなどを食べがちになり、肌が荒れやすくなります。

清潔感がないと女性からも距離を置かれることになるので、菓子類やジャンクフードのような身体に悪い食べ物は避け、野菜や果物などビタミンやミネラルを豊富に含む栄養価の高い食べ物を積極的に取り入れましょう。

⑨自由に使える時間が減る

筋トレを継続して取り組んでいると、筋トレが生活の一部になります。自宅で筋トレをする場合はあまり影響はありませんが、ジムに通う場合はジムへの往復にかかる時間や準備、ジムでのトレーニング時間など、毎回意外と多くの時間がかかってしまいます。

平日の仕事が終わった後に行くとなると、筋トレを終えて自宅に着くのは夜遅くになり、食事や入浴を済ませたら自由時間はほとんど残っていません。

休日もジムに通うとなると、ゆっくりと過ごせる時間がなくなり、なかなか疲れが取れない状態になることもあります。

筋トレのやりすぎは逆効果になるので、筋トレは適切な範囲で行い、ゆっくりと過ごす時間を確保して心身を回復させることも大切です。

筋トレの代表的なメリット

ここまでで筋トレのデメリットに紹介してきましたが、それでも筋トレのメリットはデメリットを上回ります。最後に、筋トレの代表的なメリット3つ紹介します。

自分に自信を持てる

筋トレを習慣的に続けていると、どんどん自分の肉体が変化していきます。

胸や腕の筋肉が発達したり、二の腕や腹筋が引き締まったりなど、今までの努力が身体に現れることで、自分に対して自信が持てるようになります。

また、筋トレで筋肉に負荷をかけると、テストステロンというホルモンが分泌されます。テストステロンは代表的な男性ホルモンの一つであり、以下のような働きがあります。

テストステロンが増えると筋肉がつきやすくなったり、気持ちが前向きになります。

このように、筋トレは努力の成果とテストステロンの分泌によって、自分に自信をつけてくれます。

太りにくい身体に変化する

基礎代謝を効率よく上げる方法」でも解説していますが、基礎代謝とは呼吸や心拍など、生命を維持するために消費される最低限のカロリーのことです。

筋肉量が増えると基礎代謝が大幅に向上し、何もしていない状態でも多くのカロリーが消費されるようになるので、太りにくく痩せやすい体質になります。

筋肉量が多い部位ほど基礎代謝が高まるので、効率よく痩せたい方は、下半身の筋肉をメインに鍛えるのがオススメです。その他にも、

  • 1日3食しっかりと食べる
  • 卵や豆類、野菜、海藻などを食事に加える
  • ジュースやお菓子などの糖質を控える
  • シャワーではなく湯船にゆっくり浸かる

などの対策を日常生活に取り入れることで、基礎代謝を効果的にアップすることができるでしょう。以下の記事も参考にどうぞ。

ストレス解消に繋がる

筋トレをするとテストステロンだけでなく、体内でセロトニンという物質も分泌されます。別名「幸せホルモン」とも呼ばれており、精神の安定や感情のコントロールと深い関係があります。

つまり、セロトニンがたくさん分泌されると小さいことでも幸せを感じ、不足すると精神のバランスが崩れてストレスや睡眠障害を引き起こしやすくなります。

適度な運動の後にスッキリとした気分になるのは、このセロトニンの影響であり、筋トレでもこのセロトニンは分泌されます。

仕事でストレスが溜まっていたり、気分が沈みやすいという人は、筋トレをしてセロトニンを増やしましょう。

筋トレはデメリットもあるが、メリットの方が大きい

筋トレはジム代やサプリメント代、食費など多くの費用がかかったり、洋服のサイズが合わなくなったりなど、いくつかのデメリットがあります。

しかし、それを凌ぐメリットが筋トレには存在しており、このメリットは実際に筋トレをしてみないと実感できないものです。

デメリットのことはあまり考えず、自分の目的のために筋トレを続けていくことが大切になります。